校訓「克己」
校訓の「克己」は、孔子の教え『克己復礼』(自制して礼儀を守るようにすること)が語源とされ、「己を律し、弱い心に打ち克つこと」を意味します。 武道の教えの一つでもあり、「克己して学問に励む」姿勢や「克己心」という精神の有り様を示す言葉として用いられ、人々を勇気づけています。
学校は学ぶ場所であり、様々な活動を通して自らを鍛え、クラスやクラブの仲間に支えられて成長できる場です。 基本的な生活習慣の確立や基礎基本の学習を大切にし、「目標に向かって自ら学び、自己の夢の実現に挑戦する学校」「生徒、保護者、地域に愛され信頼される学校」を目指して、生徒と教職員が一丸となって頑張っています。
なお、創立100周年を記念し建立した碑の文字は、書家・桑原翠邦氏が揮毫した書額から転写したものです。
教育目標
【学校教育目標】
教育基本法ならびに学校教育法の精神にのっとり、中学校教育の基礎にたって、様々な学習活動を通して知識や技能を修得させ、個性豊かな良識ある社会人を育成する。
【中・長期目標】
- 生徒が基本的生活習慣を身につけ、社会や学校のルールやマナーを守ることの大切さを理解して行動するよう意識向上を図ります。
- 生徒が落ち着いて学習に取り組める環境を維持し、生徒・教職員ともに授業を第一としてその改善に改善に取り組み、基礎学力向上と知識・技能の習得を図ります。
- 生徒・教職員ともに思いやりの心をもって自分自身と他者を尊重し、「いじめ・体罰・ハラスメント」は「しない・させない・許さない」姿勢で臨み、学校が一丸となってその防止に努めます。
- キャリア教育を充実させ、早期から進路意識の形成を支援し、学習や学校諸活動における協働的活動を通して自己実現と社会につながる力を高めます。
- 本校の教育活動について、ICT活用を推進し、情報発信に努めます。生徒・職員全員が保護者・地域と学校との関わりの大切さを認識し、地域に愛され、信頼される学校づくりを目指します。
教育目標をふまえた3つの教育方針
全日制課程グランドデザイン
校章と由来
松代高校がある松代町は、真田氏由来、真田十万石の城下町です。そこで海津城(松代城)の石垣を縁に、その内側に松の葉をあしらうことによって、「松代」の地にある学び舎を表現しています。